このHPをお訪ね頂きありがとうございます。
初対面から接近する整体師がどんな人間なのか、ご心配なのはもっともな事。
私が整体師(カイロプラクター)を志した前後の話をご紹介させて頂きます。
時はバブル時代。広告業界のライターとして徹夜徹夜の日々を送っていた20代の私は、自分の欲望希望だけが十二分に叶っている事に心苦しさを覚え、徹夜する体力を少しの間だけ他人の為に使おうと青年海外協力隊に入りアフリカへ。帰るやいなやフィリピンに赴き、都合5年弱を途上国で暮らして、さてこれから日本でどうするか、考えて得た答えは『人にプレッシャーを与えず自分にストレスをかけず、営利目的のためだけに働かず、腕一本でどこでも生きて行かれるようになる』事でした。
その物差しで自分に出来そうな事・出来ない事・したくない事をふるいにかけ、見えて来たのがこの業界。全くの素人で30代。本当に自分の手に合う仕事なのか性格に沿うのか、学校に入り出ては見習い修業、体験経験を重ねて判断する事にしました。
整体院、鍼灸院、リラクゼーションサロン、クリニック、自身のサロン、整骨院・・・向いているか否か判断するうち、気付けば20年。
本当のところ、現在も天職とまで云えるのかどうかは判りません。
けれどこの仕事に就いて得られた喜びは、20年ずっと同じです。
それは、お客さまに『ありがとう』を頂ける仕事だ、と云う事。
その言葉に支えられ、その言葉を励みに、その言葉が聞きたくて、今日も続けられているのだと思っています。